DISCOGRAPHY >> THE EMANCIPATION OF MIMI (ULTRA PLATINUM EDITION)

原題:The Emancipation Of Mimi (Ultra Platinum Edition)
邦題:MIMI プラチナ・エディション
発売日:2006年1月18日
レーベル:Island Def Jam (Universal)
カタログNO:UICL 9030(DVD無し:UICL 9031)

●REVIEW & BACKGROUND
 全世界で大ヒットを記録した"The Emancipation Of Mimi"の脅威のリ・リイシュー盤(笑)新曲3曲に"We Belong Together"のリミックスを追加収録。日本盤は最多の20曲収録となっています。更にアルバムからカットされたシングルのビデオを全て収録したDVD付き。プラチナ・エディションというだけあってジャケットもゴールドからプラチナ化してます。日本盤の帯に書かれている「まさに完全復活」という言葉に思わずにやけてしまいます。因みに後日談で、2005年世界で最も売れたアルバムランキングでTEOMは770万枚で、Coldplayに続き第2位だったそう。

 2005年はまさにMariahイヤー!その締めくくりとして、ロックフェラー・センターでのカウントダウン・イベントに出演。真冬で極寒のニューヨークでもMariahは自信たっぷりに脱ぎまくって"It's Like That"、"We Belong Together"、"Shake It Off"を熱唱。

 2006年になり、最多8部門でノミネートされ世界中がMariahに期待していたグラミー賞。2月に開催された授賞式で世界中のMariahファンは激怒!なんと3部門は無事獲得出来たものの、残りの5部門「最優秀アルバム賞」、「最優秀楽曲賞」など主要な賞を全て逃してしまいました。受賞スピーチすら放送されることはありませんでした。また、パフォーマンスの順番でMadonnaともめたらしく、トップバッターを急遽Madonnaに譲ったそうです。グラミー賞の合間には、Mariahが出演したインテルのCMが初公開。全米では初のCM出演でした。その後、夏にはペプシのCMにも出演し、"Time Of Your Life"、"Once In A Lifetime"といったMariahオリジナルの着うたが20曲以上も配信され話題になりました。

 同年7月半ばから3年ぶりのワールド・ツアー"The Adventures Of Mimi: The Voice, The Hits, The Tour"に出ることを決めたMariah。皮切りの場に選ばれたのはなんとチュニジアでした。(正確にはチュニジア公演はプレヴュー公演で、本格的な皮切りはマイアミ公演)その後、北米を回り、10月半ばには日本に上陸!東京、名古屋、埼玉2公演、大阪2公演をこなしました。日本の後は香港公演が予定されていたのですが急遽キャンセルになり、結局大阪公演でツアーは終了。ツアーでは"Can't Let Go"や"Love Takes Time"など懐かしいナンバーもちょこっとパフォーマンスしていました。

●TRACK LIST
<CD>
1. It's Like That
2. We Belong Together
3. Shake It Off
4. Mine Again
5. Say Somethin'
6. Stay The Night
7. Get Your Number
8. One And Only
9. Circles
10. Your Girl
11. I Wish You Knew
12. To The Floor
13. Joy Ride
14. Fly Like A Bird
15. Sprung
16. Secretlove
17. Don't Forget About Us
18. Makin' It Last All Night (What It Like)
19. So Lonely
20. We Belong Together Remix

<Bonus DVD>
・Video - "It's Like That"
・Video - "We Belong Together"
・Video - "Shake It Off"
・Video - "Get Your Number"
・Video - "Don't Forget About Us"
Special Interview

SINGLES FROM THIS ALBUM

DON'T FORGET ABOUT US
邦題:ドント・フォゲット・アバウト・アス
(日本盤未発売)

 のりにのっている2005年10月、新たにTEOMプラチナ・エディションの発売が決定されリリースされた新曲。Jermaine Dupriプロデュースで"We Belong Together"と非常に似たアレンジになっていますが、よりセクシーな歌声を聴かせてくれます。10月22日付81位で初登場し、12月31日付で全米1位を獲得!Mariahのナンバーワンは17曲目に。これはElvis Presleyとタイ記録で、もう上にはThe Beatlesしかいません。もちろん現役のアーティストとしてはダントツ1位。年末にまたまた大記録を立ち上げたのでした。

 ミュージック・ビデオは"Honey"を監督したPaul Hunterが再び監督。Marylin Monroeの最後の映画のオマージュ作品にもなっており、プールサイドに足をひっかけるセクシー・ポーズで歌っています。因みに、2006年6月にはジレットがMariahに最も美脚な有名人として賞を贈りました。そんなこともあり、自分の足に10億ドルの保険を掛けたんだとか。

 2006年末にはDJ ClueプロデュースのリミックスのビデオがMySpaceで公開されました。更には2007年のグラミー賞では2部門ノミネートされています。まぁ当然のごとくに受賞は逃しましたが・・・。

FLY LIKE A BIRD
邦題:フライ・ライク・ア・バード
(日本盤未発売)

 Mariahもお気に入りのスピリチュアルなバラード。James "Big Jim" Wrightプロデュース。ゴスペル・クワイアをバックに高らかに歌い上げます。Mariahにとって「鳥」は「蝶」よりも更に神聖なイメージなんだとか。シングルとしてリリースされる予定もあったようですが、エアプレイのみのリリースとなりました。2005年5月にゴスペル系ラジオ局のみにプロモCDが配られたそうです。2006年7月には、ビルボード誌のR&B Adultチャートで1位を獲得。これは"We Belong Together"に続いて2曲目の快挙で、かつて"One Sweet Day"が9週連続2位だったという記録もあります。

 リミックス制作やミュージック・ビデオ撮影も予定されていたようですが、結局なかったことになってしまいましたね。

SO LONELY
邦題:ソー・ロンリー
(日本盤未発売)

 Twistaをフィーチュアした"One And Only"の続編として新たにレコーディングされたこの曲。Twistaの早口ラップに合わせてMariahも早口で歌っています。アメリカではTwistaのシングルとしてアナログ盤のみでリリースされました。

SAY SOMTHIN'
邦題:セイ・サムシン
(日本盤未発売)

 TEOMから最後にリリースされたシングル。当初ファースト・シングルの予定だったこの曲はやっぱりリリースされましたね。The NeptunesプロデュースでMariahお気に入りのSnoop Doggをフィーチュアしている、シンプルなナンバー。4月29日付93位で初登場するも最高位は79位止まりとなりました。Madonnaチックなジャケットが素敵。

 ミュージック・ビデオはパリとLAで撮影されました。Pharrell Williamsが恋人役で出演しています。パリでは全身ルイ・ヴィトンで、アレクサンドル3世橋や、早朝にシャンゼリゼ通りにあるルイ・ヴィトン本店を貸し切って撮影。